top

鳥啼く頃に

小説『もちもち日記』特設ページ

『プリンタニア・ニッポン』プチオンリー

2022年11月。Twitterで有志の方が、プリンタニア・ニッポンのオンリーイベントを開催したいと動き始めていました。

赤ブーブー通信社と、協賛の印刷会社による、オンリーイベント開催システム『リアルひらいて赤ブー』。印刷会社で本やグッズを作ると貰える投票券を20枚以上投票すると、オンリーイベントが開催されるというものです。

昨年グッズを作った際に使用した印刷所がたまたま協賛企業でしたので、投票引換券を一枚所持していました。使い道がわからないまま持て余していたので、適切に使っていただけるよう送付した後、最終的にはイベントを賑やかしたいという気持ちで参加することを決めました。

昨年と同様、もし未来のジャンル参入者が過去のイベントのサークル参加数を見たときに、その数字が1大きかったら嬉しいなという動機です。

2023年05月04日。オールジャンル 超大型同人誌即売会『SUPER COMIC CITY 30-day2-』にて、『ふしぎなもちもちGW2023』が開催されました。



当日の様子 & 感想フォーム

イベントは大盛況を迎え終わりました。超大型イベントに参加するのは初めてでしたので、開始二十分もの間、ずっと途切れない人並みにびっくりしていました。

今回、入稿直前まで別件の趣味でドタバタしていたため、部数のアンケートをミスり、開始一時間半で完売させてしまいました。早くからスペースに来てお手に取ってくださった方々、本当にありがとうございます。

当初通販ページを用意する予定でしたが、完売してしまったため、未定になりました。再販の希望があれば再販するかもしれません。希望のアンケートを募る際にはここにも載せます。

そして私は匿名メッセージサービスを使っていなかったことを再び思い出し、感想を受け付けるフォームを製作しました。

次回参加するときはあらかじめ感想フォームを用意してQRコードをカバー端に印刷しようと思います。


小説『もちもち日記』

イベントで頒布した小説『もちもち日記』の解説ページです。

A6/カバー付き文庫本/本文46P

表紙・小説:東空とりな (サークル:イカサマの詰め合わせ)

挿絵:@hanko0120 暇田 (サークル:雑食ミネラル)


あらすじ

花沢61は最近に新設されたプリンタニア・プランに異動してきた開拓層だ。もちもちのプリンタニアと暮らす内に自分もプリンタニアを飼育してみたくなった。可愛いプリンタニアがピンクだったら更に可愛かろうと思った彼は桜色のプリンタニアをプリントした。そのプリンタニアの名前は、道明寺。花沢61と道明寺のもちもちな生活が、始まる。


登場キャラクター

塩野1/遠野70/瀬田8/高城11/すあま/そらまめ


収録作品名一覧

日記を勧められました/レッツプリント/お名前つけようね/SI_Onoをつつきに行こう!/生餅会に入ろう!/プリを押す道明寺/プリされた/オフ会をするために/三色団子衆/渡りに一緒に行こう!/溶けない道明寺/パッチ/プリンタニア体験!/美味しいボディペイント/あの日を見返して



雑記

あとがきに収まらなかった感情や出来事などを書き纏めました。

書くまで

プリンタニアで本を出すにしても、小説単体だとちょっと寂しいな~。プリンタニアのビジュの良さは筆舌に尽くしがたい……せめて挿絵があればな~。というようなことを呟いたところ、暇田さんが「描きますよ!」と飛びついてくれたため出すことが決まりました。

また例によって「二次創作同人小説の書き方わかんねえや! あ、でもあの世界のプリ飼いの日記書きたい」みたいな三秒で前言撤回をするノリでネタ出しを始め、書き始め初日に全体の1/3くらいを書いてから、1~2か月放置しました。

今年の3月に長富蓮実ちゃんのMMDモデルの配布をしたくて、まあ、1体だけだったら余裕をもってできただろうに、とち狂って6体のモデルの配布(新規衣装一体+五体のモデルの更新)をしたばかりに、ちょっとスケジュール管理をミスりました。

どっちもだいぶ前から決めてたことだったので、もうちょっとしっかり管理してたらよかったんですけどね。

途中まで、漠然と100P超えたい~と思っていましたが、三月が終わった頃には「とにかく一つの作品を完成させなければ話にならねえ!」になっていました。結果的に筆に任せて体裁を整えたら50Pでしたね。これはこれでコンパクトに読みやすくなって良かったと思います。


内容について

原作のことを感じながら、でもメインはモブの話というのがやりたかったので、その通りのことができました。

日記というていでいきたかったとはいえ、まず作中の暦がわからない問題、縦書きのメディアがほとんどなさそう問題、などの都合から、日記というものの日付は不明、横書きの文庫本になりました。

文庫本になったのは私が過去に文庫本を二冊作ってるのでその流れに則りました。余裕があったらもう少し装丁について検討してたと思います。

ずっと同じ形式で書いてもよかったのですが、どうせデジタルメディアでの日記なら、動画を載せるだけで日記とする日もあるだろう、と思って、途中書き方を変えたりしました。ちょっと変化があったほうが飽きないので、SNS風のページを挟んだりとか。

ストーリーの緩急として、原作ではすあまめにすぐパッチが当てられていたので佐藤さんはあんまりハラハラする感じになりませんでしたが、普通のプリ飼い的には結構身をつまされる思いが起きたというのも、物語としてちょうどいいバランスになったな~と思います。


表題決め&表紙について

表題は特に凝ったことをするつもりがなかったので、すんなり『もちもち日記』になりました。コンセプトが『もち観察日記』だったので、それをもう少し柔らかく馴染む感じにした感じですね。表題決めに悩んだ覚えはないです。いつの間にかそうなってました。

表紙カバーは2/14に草案が出てました。確か二日くらいで適当に曲線ツールで描いたものです。最終的にほぼそのまま採用しました。後から空っぽい青色のグラデーションを追加したくらいかな。


書いた後

書きあがってwordで入稿用のpdfを作っていたとき、ふと「全ページにプリンタニアが居たら可愛いんじゃない!?」となって思い付きでページ端にプリンタニアを載せました。グッドアイデアでした。

昨年本を出した際、一週間くらいかけて部数アンケートをとっていたのですが、今回はあまりに余裕がなくて部数アンケートを取らずに入稿前日になっていました。一応アンケとるか……と思って、午前0時から翌朝11時くらいまでアンケートをとったのですが、当然めちゃくちゃ数が入るわけもなく、それを参考に漠然と決めていた部数のままGO! しちゃったので即行で完売してしまいました。

いや~! ミスったな~! と思いました。余裕がなかったのがいけないですね。なんか本を作るのが楽しくなってきたので、次頒布するときはもうちょっとしっかり部数アンケとろうと思います。基本的には再販するつもりがないので、一回でやりきりたいですしね。